2011年 03月 29日
救援物資 その2
町内の高齢の役員さんたちが中心になって、毎日頑張ってます。
地区の約1000所帯分の袋詰めをするだけでも、相当な労力と時間が掛かります。
もう物資を運ぶために、自衛隊の方の助けは借りられないので、自分たちで
役場へ取りに行かなくてはなりません。(そうしないと支給してもらえない)
ガソリン無いのに!?どうすんだ!?
初めての物資支給は、それぞれ袋を持ってきて配布するという形でしたが
かなり混乱したため、袋に詰めて世帯ごとに配布する形になりました。
区長さんたちが頑張って、各家庭に「引換券」を配布し物資と引き換える
ハズだったんですけど…
居ましたよ「引換券」をコピーして何個も持っていったヤツが!
明らかに紙質が違うものを持ってきた人は、その場で対処したらしいですが
混雑時を狙って、コピーした引換券で交換した人も居たらしく、10件ほど
見逃してしまったとの事。
「物が乏しいと、心まで貧しくなっちまうんだなぁ~」
おじさんの言葉が響きました。
「大丈夫!そんな人にはきっと良いこと無いから!」と笑い飛ばした
役員さんやお手伝いの人たち。
物資を仕分けしている人だって被災者です。
地震直後から、避難のこと物資や色んなこと、休みなくずーっと頑張ってます。
ただ受け取るだけの人、少し考えてみませんか?と言いたくなった出来事でした。
by atorachima
| 2011-03-29 10:33
| 日常のこと